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SIMやモバイルルーターの「ベストエフォート」って何?

 格安SIMのプランを検討しているとき、「ベストエフォート」という言葉をちょくちょく見ることがあります。

 日常生活では聞きなれない言葉ですから意味がわからない方も多いのも事実です。

 ベストエフォートとは、SIMやモバイルルーターの通信速度に関係する言葉で、そのSIMカードやモバイルルーター端末の最大限の速度という意味です。

 これはスペックの1つであり、各社のプランを比較する検討材料として注目すべきポイントです。

 しかしベストエフォートでの回線速度だけ見ていても、適切なプラン選びは行えません。

 この記事ではベストエフォートの言葉の意味と、プラン選びにどう生かせばよいのかを説明します。

 ベストエフォートの確認だけでは不十分な点を補足する方法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

ベストエフォートとは品質を明確に保証しない意味!

 

ベストエフォートとは「最大限の努力」という意味です。

 事業者は提供するサービスの品質を明確に定義することが多く、例えばクラシアンの水のトラブルは「24時間365日対応」と宣伝されています。

 ベストエフォートとはその逆で、サービスの品質レベルを常に保証せず、「最大限このくらい」と表現する方法です。

 

SIM回線での「ベストエフォート」は「想定の最大通信速度」

 SIM回線の話題でベストエフォートという言葉が出てくるときは、速度に対する言葉として使われています

 SIM回線の通信速度は、PCの性能・同時アクセス人数など、さまざまな要因によって変化します。

回線混雑も発生するため、常に一定の速度を保証することは不可能です。

SIM回線の提供事業者は、混雑を解消するために設備の増強などさまざまな努力を行います。

しかし、回線速度は同時アクセス人数などの事業者がコントロールできない要素にも左右されるので、速度に関して常に保証することはできません。

事業者がベストエフォート型の表現によってサービス運営を行うのはこのためです。

 

インターネット回線の理論上の速度と実際の速度は異なる

理論値は条件がすべてそろった時が前提

 

モバイルルーター

 

SIM回線のサービスの説明を見ると、「最大150Mbps」などという文言をよく見かけます。

これはベストエフォート型の表現の1種であり、150Mbpsという数字はあくまでも理論値であることに注意しなくてはなりません。

理論値とは常に再現できる数字ではなく、前提となる条件が複数あります。

要因は同時に接続しているユーザーの数、端末の性能、通信環境などさまざまです。

これらすべてが理想通りの条件になったときに出るのが理論値です。

 

実際の速度はユーザーの利用状況に影響される

理論値の話からご想像いただけたとおり、実際のサービスでの速度は理想通りにはいきません。

ユーザーのネット利用の状況が常に変化を続けるのに従い、実際の速度も変化します。

影響要因の1つが混雑具合です。

曜日や時間帯などによりますが、ネットの接続人数が多いタイミングでは混雑が発生し、速度は低下します。

DAZNのスポーツ観戦で視聴ができなくなったことが話題になったことがありましたが、多くのユーザーが同時にアクセスしたことが原因でした。

もう1つの大きな要因はモバイルルーターなど端末の性能です。

モバイルルーター自体の処理速度が速いほどネットの通信スピードも速いため、スムーズに利用できます。

とくに、数台のスマートフォンを同時につなげたときに処理能力が優れていると、体感する通信速度も速く快適です。

 

プラン比較ではベストエフォートだけでなく実測値も確認すべき

ベストエフォートでの速度表現は、SIM回線のプラン選びでの一部として重要なことは確かです。

しかし、あくまでも理論値であり、鵜呑みにすることのできる数字ではありません。

実際の速度はベストエフォートでの表現よりも低いと考えるべきです。

回線比較をより適切に行うためには、色々な環境で実際に出ている速度をチェックすることが必要です。

実際の速度なんてどうやって見ればいいのだろう?と思う方も多いと思いますが、SIM回線上で一般のユーザが計測した速度を公開しているサイトがいくつか存在します。

計測公開サイトでの実測値をいくつかチェックしてみることがおすすめです。

 


次はご自身で、「実測値」を計ってみましょう。

回線速度の実測値をチェックしてみよう

 

 おすすめはグーグルクロームの検索に「インターネット速度テスト」と入力してください。「速度テストを実行」というボタンが現れるので、ポッチと押せばスピードを測ってくれます。

 ご自身の「SIM速度」がわかれば、比べたい「SIM速度」とでインターネット通信の快適さがわかります。

 

通常は下りで1~3Mbps程度、動画鑑賞には下り10Mbps

実測値でどれだけの速度が出ればよいのかというと、メールのやり取りやウェブサイトの閲覧だけなら1~3Mbps程度の速度で十分です。

ただし動画の鑑賞やリアルタイム通信が必要なゲームなどをするにはもう少し速度が必要で、10Mbps以上あると快適に利用鑑賞できます。

YouTubeやニコニコ動画、テレビ局のオンデマンドサービスなどをよく利用される方は、10Mbps以上を目安にしてくださいね。

 

 

まとめ

ベストエフォートとは「最大限の努力」という意味であり、SIM回線では速度についての品質を表現する方法であることがお分かりいただけたかと思います。

SIM回線の通信速度は、同時接続人数やスマートフォンの処理性能など、さまざまな要因によって変動します。

事業者は、常に一定の通信速度を保証することができません。

ベストエフォートで表現される速度はあくまでも理論値であり、実際のサービスで出るスピードではありません。

ここがポイント

  • プランを選択する際には、ベストエフォートだけではなく、実測値も確認する必要がある
  • 回線比較では、回線の実測値を公開しているサイトでのデータ確認も行うのがおすすめ

通常利用で下りが1~3Mbps、動画鑑賞では下り10Mbps以上あると快適です。

あくまでも参考値ですが、ベストエフォートだけではわからないリアルな数字を確認することができます。

この記事を参考に、ベストエフォートの数字に踊らされず、賢いSIM選びをしてくださいね。

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